2022/10/11 得する豆知識
屋根の型は色々な種類があります。
屋根は雨や紫外線からお住まいを守ることはもちろん、台風や雪の多い地域によっても主な型は異なります。
こちらでは代表的な型をご紹介します。
☆切妻屋根
屋根を書いて!と言われたら多くの人が描くであろう屋根の形と思います。シンプルなつくりなので雨漏りのリスクが少なくコストも抑えられる屋根の形と言えます。
デメリットとしては外線や風雨によって劣化しやすい部分が出来てしまう点です。
☆寄棟屋根
切妻屋根同様多くの住宅に使われている形です。4面に屋根があることによって安定感があるため耐風性に優れており、雨や雪も分散して流すことができます。デメリットとしては棟が多くなる分 雨漏りのリスクが増えることでしょうか。また屋根面が増えるので切妻屋根に比べコストもかかります。
☆片流れ屋根
スマートなデザインから、切妻屋根や寄棟屋根に次いで近年人気が高い屋根の形です。
一面で構成される片流れ屋根は、屋根面の広さが大きいため太陽光パネルの設置にとても適しています。しかし片流れ屋根は構造上、雨漏り対策をしっかりとしておく必要があります。傾斜の角度によっては、豪雨や豪雪の際に雨樋の破損リスクも高くなるというデメリットもあります。
☆方形屋根
ピラミッドの形をした屋根です。
屋根の頂点から同じ傾斜の角度で屋根面が4面あります。
寄棟屋根に形が似ていますが、寄棟屋根には大棟と呼ばれる直線状の棟がありますが、方形屋根にはありません。
寄棟屋根と同じように屋根面が4面あるため安定感があり、雨や雪も4方向に分散して流すことができます。
ただ方形屋根には下の建物が正方形か正方形にほど近い設計でなければ設置することができないというデメリットがあります。
一般で良く使用されている屋根の形をご紹介しました。
コスト的に一番安く抑えられる屋根の形は切妻屋根です。リフォーム時も一番安く工事出来ると思います。ただ外壁部分が増えますので外壁の傷みは寄棟屋根や方形屋根に比べると早いかもしれません。