2023/06/06 得する豆知識
『カバー工法』 現在の屋根の上にさらに屋根をかぶせる方法
葺き替えに比べ、工事期間が短く経済的
カバー工法とは別名「重ね葺き」とも言い、もともとの屋根の上に屋根材をかぶせる方法を言います。
葺き替え等と比較すると費用も抑えられ、工事期間も短い点が大きなメリットです。
※既存の屋根は撤去せず、その上に屋根をかぶせます。
屋根材にサビがあったり、多少ヒビが目立っていたとしても、下地自体はほとんど傷んでいない場合などに適しています。
さらに他にもメリットがあります。
■既存の屋根を解体しないので廃材が出ないため環境にやさしい
■屋根材が二重になるので、断熱性、遮音性も高まります。
(※注意)
■屋根が二重になってしまうため屋根が重くなってしまいます。
※実際、ほとんど大抵の場合は問題ありませんが、大切な家なので念には念を入れ、建物の耐震性や強度などを十分にチェックして下さい。カバー工法の場合は特になるべく軽めの屋根材を選ぶことをおすすめしております。
以上が『屋根重ね葺き工事』の説明になります。
屋根のリフォーム費用は高額になることがほとんどです。少しでもコストの抑えた工事をしたいのであれば重ね葺き工事をお勧め致します。
しかし雨漏りが酷い屋根や瓦屋根からのリフォームなど重ね葺き工事が出来ない屋根もございますので工事担当者に現状屋根を良く診断してもらい再び雨漏り・・・・・のようなことが起こらない為にもよく話し合いご納得した工事をしましょう。